クリーニングの失敗例と予防策!弁償や返金は可能なの?

衣服をプロの技でキレイに仕上げてくれるクリーニングですが、時には失敗やトラブルが発生することも。

クリーニングでの失敗を未然に防ぐには、自身でも衣服の状態をしっかりと把握しておくことが重要です。

この記事では、クリーニングの具体的な失敗例や失敗しないための予防策を紹介します。

アラクマ
クリーニングが失敗した時に、弁償や返金などできるのかも調査したよ~!
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クリーニング失敗事例①紛失

ショックを受けた人

  • クリーニングを依頼した服が紛失してしまった!
  • 返却さてた服の一部が紛失していた!

クリーニングでの失敗でよく挙げられるのが「紛失」です。

原因としては、クリーニングの受付時に名前のタグをつけ間違えたり、工場で他の大量の服と一緒にクリーニングした際にどこかに紛れてしまったり、受け渡しミスなどの手違いで衣服が紛失してしまうことが考えられます。

さらに、ベルトやスカーフといった付属品が紛失してしまうというケースも。

上記のように、クリーニング店での管理が原因で起こった衣服の紛失の場合は、クリーニング店の過失になるため弁償や返金をしてもらえますが、同じ服は戻りません。

衣服の紛失の予防策

依頼する服の状態をしっかりと把握しておく

衣服の紛失の場合、その発覚が早ければすぐにクリーニング店や工場などに確認することができるため、運が良ければ服が見つかるかもしれません。

そのためにもクリーニングに依頼する前後で服の数や状態をチェックしておき、クリーニング返却後は数が合っているか、付属品が紛失していないかをしっかりと確認することが重要です。

無くしたくない付属品は取り外しておく

ベルトなどの小物類やアクセサリーなどの装飾品で取り外せるものは、事前に外して置くのも紛失の予防になります。

クリーニング失敗事例②色移りや変色

詰まれた衣服

  • 濃い色が落ちて色ムラが出来ていた!
  • 白いシャツに他の服の色がついてしまった!

クリーニングから返却された服を見たら、色が落ちてムラになっていたり薄い色の服に色移りしていたりする失敗も。

もちろん素材によっては色落ちがしやすい衣服などもありますが、クリーニング店の洗濯表示確認ミスや仕分けミスで変色してしまうケースもあります。

クリーニング工場も家庭洗濯と同じように白色と色柄物を分けて洗濯しますが、この仕分けが適切でなかった場合に色移りなどのトラブルが発生してしまいます。

中にはクリーニング店などで衣服を洗う際に、誤って漂白剤や溶剤が色物の衣服についてしまったということもあるようです。

色移りや変色の予防策

衣服の洗濯タグを確認

まずはクリーニングの洗濯表示をしっかりと確認したり、事前に衣服の状態を把握しておきましょう。

デニムなど色落ちがしやすい服や、綿100%のものは色移りしやすいので、クリーニング依頼時に「色落ちや色移りに注意」としっかりと伝えておくことも重要です。

クリーニング前の状態を写真などに撮っておく

気になる人はクリーニング前の衣服を写真などに残しておくと、クリーニング前後の状態と比較することができるため、万が一トラブルになった際の証拠として有効になります。

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洗濯マーク

クリーニング失敗事例③破れや破損

  • クリーニングから返却されたら服が破れていた!
  • 服に付いていたボタンが破損していた!

破れや破損に関しては、クリーニング店側と依頼者側の過失の2つのパターンがあります。

クリーニング店の過失で衣服が破れる原因として多いのは、洗浄した衣服を機械から取り出す際に、洗濯物同士が絡まって破れてしまうことです。

この場合はクリーニング店の過失なので弁償や返金が可能になりますが、依頼者側の過失の場合はそうはいきません。

依頼者側の過失とは、ほつれや破れがある衣服をそのままクリーニングに出したり、着用年数と頻度が高く生地が薄くなった衣服をクリーニングして、さらに破損してしまうというケースです。

破れやほつれがある衣服は、ほとんどのクリーニングでは「クリーニング不可」となり返品されます。

その場合は送料は自己負担になり、返金は原則として発生しないので気を付けましょう。

破れや破損の予防策

綻びや破れは事前に補修しておく

破れや破損といった失敗を防ぐためには、まず衣服をチェックして綻びや破れを補修しておきましょう。

補修とクリーニング両方を行っている店舗もあるため、自身で衣服の修理が難しい場合はそちらに依頼するのが確実です。

依頼する際は、補修が必要な箇所をメモやマーキングしておくとクリーニングの際に分かりやすく、よりキレイに仕上がります。

破損しやすいパーツはあらかじめ外しておく

クリーニング店にもよりますが、作業中にボタンなどの破損を防ぐために専用のガードを取り付けたり、アルミで包んで作業を行ったりしていますが、やはり破損してしまうこともあります。

なので、絶対になくしたくないボタンや装飾品の場合は、あらかじめ取り外してからクリーニングに出すとトラブルを未然に防ぐこと事ができます。

クリーニング失敗事例④縮みや型崩れ

衣服の選別

  • 服のサイズが縮んでいた!
  • 服の型崩れがひどく、元と違う位置に折り目が付いていた!

クリーニングの失敗でよくあるのが衣服の縮みや型崩れです。

衣服の縮みは自宅クリーニングでも起こりがちですが、極稀にクリーニング店でも発生することがあります。

洗濯表示の通りにクリーニングをしても、どうしても衣服の縮みは発生してしまうものですが、あまりに縮みがひどい場合は再仕上げの依頼が可能です。

プレス加工などをすることで縮みが改善されることがありますが、100%元通りになる訳ではありません。

衣服の縮みや型崩れの予防策

衣服の状態や洗濯表示の確認

衣服の縮みを予防するためには、クリーニングに出す前に洗濯表示をしっかりと認識しておく必要があります。

特にウールなど水に濡れると縮んでしまう特性を持っている素材は、クリーニングの際には必ずドライクリーニングを指定しましょう。

衣服に最適なオプションメニューの追加

衣服の型崩れはオプションメニューを追加依頼することで、失敗のリスクが抑えられます。

例えばプリーツのあるスカートなどは、オプションに「プリーツ仕上げ」を追加することで型崩れの心配なくクリーニングが可能です。

立体裁断など特殊な加工がされた衣服の場合は、配送時に折り畳みによるシワが発生しないように、ハンガーで吊るした状態になる「立体梱包」をオプションで追加することをおすすめします。

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白いシャツ

クリーニング失敗事例⑤ポケットの点検ミス

ポケットに手を突っ込んだ人

  • ポケットに入ってたものが無くなっていた!
  • ポケットに入ってたペンからインクが漏れて衣服を汚していた!

クリーニングの失敗でよくあるのが、ポケットの中身を確認せずにクリーニングに出してしまったというものです。

指輪などのアクセサリーやネクタイピン、カフスなどをポケットに入れたままにしてクリーニングに出してしまい、そのまま紛失したり破損してしまったりというケースが多々あります。

クリーニング店などでもクリーニング前にポケットの中を確認するのですが、こうした事例は基本的に依頼者の過失になるため、原則として弁償や返金はできません。

ポケットに物を入れたままクリーニングしないための予防策

依頼前にしっかりとポケットの中を確認

クリーニングに依頼する際は、必ず全てのポケットの中を十分に確認してからクリーニングに出しましょう。

紛失に気が付いたら早めに問い合わせ
依頼後にポケットの中に何かを入れたままだということに気づいた場合は、すぐにクリーニング店に連絡することをおすすめします。

また、ボールペンや万年筆などをポケットに入れたままクリーニングしてしまった場合には、自身の服だけでなく他の服にも被害が及ぶ可能性があるので、特に注意しましょう。

クリーニングに失敗した場合の弁償や返金について

お店でのドライクリーニング

クリーニング事故賠償基準を適応している

現在ほとんどのクリーニング店では、賠償や返金に関して「クリーニング事故賠償基準」基づいて補償が行われています。

この「クリーニング事故賠償基準」とは、クリーニング事故が発生した際、適切かつ迅速に対応するための統一基準のことで、クリーニング業界をはじめ有識者や消費者団体、繊維業界や弁護士などによってつくられました。

参考:東京都クリーニング生活衛生同業組合

賠償額の決め方

依頼者側の過失がなく、クリーニング店および第三者による過失によってクリーニング事故(失敗)が発生した際には、下記に基づいて賠償額が決定します。

  1. 賠償額=新品価格×使用年数
  2. 限度額は、1注文あたり20万円・1点あたり5万円まで
  3. 依頼者とクリーニング店の間に他の特約があれば、そちらを優先する

高額な衣服の賠償の場合

賠償金額には上限がありますが、形見やビンテージ品など値段が付けられない物の賠償には、下記の特例が適用される場合があります。

  1. 洗たく物がドライクリーニングによって処理されたとき
    →賠償額はクリーニング料金の40倍
  2. 洗たく物がウェットクリーニングによって処理されたとき
    →賠償額はクリーニング料金の40倍
  3. 洗たく物がランドリーによって処理されたとき
    →クリーニング料金の20倍

業者の賠償責任が免除される場合

  1. 依頼者が服を受け取るに際に、事故がないことを確認し異議なくこれを受け取った証書をクリーニング店に交付したとき
  2. 依頼者が服を受け取って6カ月経過したとき
  3. クリーニング店が洗濯物を受け取って1年経過したとき
    ※預かり期間や作業日数は別途加算
  4. 自然災害などで、預かり品の返却が物理的に不可能になったとき

クリーニングにトラブルが生じた時には、まずしっかりと衣服の状態を確認することが重要です。

思わぬトラブルを防ぐためには、クリーニング事故賠償基準をはじめ、依頼するクリーニング店の利用規約や取扱除外品などについてしっかりとチェックしておきましょう。

アラクマ
詳しくはクリーニング事故賠償基準を確認してね!

業者によっては再仕上げが可能

箱を持った女性

クリーニングにおいて紛失や破損などの明らかな失敗の場合は、クリーニング店から弁償や返金をしてもらえますが、「汚れが落ちていない」「満足な仕上がりではない」といった場合は原則として弁償や返金はされません。

その代わり、クリーニング店によっては再仕上げが可能です。

再仕上げとは、仕上がりに納得行かない場合にもう一度クリーニングをやり直してもらうことで、ほとんどの業者が返却日より10日~14日以内と申請期限を設けています。に店舗に依頼すると無料で行ってくれる場合がほとんどです。

無料で行ってくれる業者がほとんどですが、詳しい基準は各店舗によって異なるため、再仕上げを依頼する場合はまずクリーニングした業者に問い合わせをしましょう。

クリーニングに失敗しないために予防策を知っておこう!

手帳を書く女性

プロの仕上がりが期待できるクリーニングですが、時には失敗することもありますので、しっかりと予防策を実践することが重要です!

あらためてクリーニングの失敗を防ぐためのポイントをおさらいしましょう。

  • ベルトや取れかけのボタンなど無くなりそうな付属品は取り外しておく
  • 縮みや型崩れ防止のオプションを追加する
  • クリーニング依頼前にポケットの中身を確認する
  • クリーニングに出した衣服が戻ってきたらすぐに仕上がりをチェックする
アラクマ
トラブルが発生したら消費者センターに相談するのも有効だよ!

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